白砂のあえぎ−24
2004年2月5日 「おまえが入部したときから狙ってたんだ。
いつかこうやっておまえを組み敷くことを想像してた。
いずれケツ振ってマラ下さいって言えるように仕込んでやるよ。」
辰巳は、突然、羞恥心にかられ神林を睨み付けた。
「恐い顔して睨むなよ。はは。」
神林は思い出したように腰を使い始める。
確かに以前のような強烈な痛みはない。
しかし、全く痛くない訳ではないし、当然、気持ちよいものではなかった。
先程はなぜ簡単に指を入れられたのかすら不思議に思える辰巳だった。
マラを扱き上げられることで下腹部に快感が走る。
同時に抜き差しされるケツの肉は、太いマラに押し広げられ、
引きつるように熱を持ち始めていた。
マラが奥に当たり、内蔵を突き上げられたとき、
辰巳は変な気分になりつつある己を発見する。
確かに神林は辰巳の憧れの先輩だった。
入学試験では法学部の首席で、背が高く、ハンサム。
裕福な家庭に育った神林は性格も温厚で男女にかかわらず人気があった。
秀才でスポーツ万能で、さらにルックスも良いとあっては当然だろう。
ただ、その神林が男を愛する人種であるとは考えても見なかった。
「格好いいな」そう憧れる存在だったのだ。
それが、今は神林に組み敷かれケツを犯されている。
一度はレイプしておきながら、ぬけぬけと「可愛い」などと笑いかける。
いつかこうやっておまえを組み敷くことを想像してた。
いずれケツ振ってマラ下さいって言えるように仕込んでやるよ。」
辰巳は、突然、羞恥心にかられ神林を睨み付けた。
「恐い顔して睨むなよ。はは。」
神林は思い出したように腰を使い始める。
確かに以前のような強烈な痛みはない。
しかし、全く痛くない訳ではないし、当然、気持ちよいものではなかった。
先程はなぜ簡単に指を入れられたのかすら不思議に思える辰巳だった。
マラを扱き上げられることで下腹部に快感が走る。
同時に抜き差しされるケツの肉は、太いマラに押し広げられ、
引きつるように熱を持ち始めていた。
マラが奥に当たり、内蔵を突き上げられたとき、
辰巳は変な気分になりつつある己を発見する。
確かに神林は辰巳の憧れの先輩だった。
入学試験では法学部の首席で、背が高く、ハンサム。
裕福な家庭に育った神林は性格も温厚で男女にかかわらず人気があった。
秀才でスポーツ万能で、さらにルックスも良いとあっては当然だろう。
ただ、その神林が男を愛する人種であるとは考えても見なかった。
「格好いいな」そう憧れる存在だったのだ。
それが、今は神林に組み敷かれケツを犯されている。
一度はレイプしておきながら、ぬけぬけと「可愛い」などと笑いかける。
白砂のあえぎ−23
2004年2月4日歯を食いしばり、痛みに耐える辰巳を気遣い、神林はじっとしている。
辰巳の身体のラインに合わせて、指先で肌をなぞり、
敏感な部分に集中的な愛撫をくわえる。
眉間に寄った皺が緩みつつあるのを見て、神林は辰巳のマラを扱いた。
「あぁ。」
辰巳の口から吐息が漏れる。
神林は辰巳の手を取り、結合部に誘導した。
少し拒んだ辰巳であったが、恐る恐る指先で神林のマラを探り、
根本から先の方へとずらしながら、それが己の中に入っているのを確かめる。
困惑した表情の辰巳は目を逸らした。
「どうだ?痛みは。」
その言葉にピクリと反応した辰巳は、考える風にしながらゆっくりと頷いた。
辰巳のマラを扱き上げつつ、神林は腰を引き、押し入れる。
「痛いか?」
神林の問いに辰巳は答えた。
「痛くはないっすけど、何だかよく分からないっす。
気持ちいいのかどうか。。。」
「そりゃそうだろ。いきなり気持ちいいて腰ふられてもなぁ。。。」
神林は苦笑する。
辰巳は顔を朱に染め、目を閉じる。
「ほんと。可愛いな。おまえ。」
神林はしみじみと言った。
辰巳の身体のラインに合わせて、指先で肌をなぞり、
敏感な部分に集中的な愛撫をくわえる。
眉間に寄った皺が緩みつつあるのを見て、神林は辰巳のマラを扱いた。
「あぁ。」
辰巳の口から吐息が漏れる。
神林は辰巳の手を取り、結合部に誘導した。
少し拒んだ辰巳であったが、恐る恐る指先で神林のマラを探り、
根本から先の方へとずらしながら、それが己の中に入っているのを確かめる。
困惑した表情の辰巳は目を逸らした。
「どうだ?痛みは。」
その言葉にピクリと反応した辰巳は、考える風にしながらゆっくりと頷いた。
辰巳のマラを扱き上げつつ、神林は腰を引き、押し入れる。
「痛いか?」
神林の問いに辰巳は答えた。
「痛くはないっすけど、何だかよく分からないっす。
気持ちいいのかどうか。。。」
「そりゃそうだろ。いきなり気持ちいいて腰ふられてもなぁ。。。」
神林は苦笑する。
辰巳は顔を朱に染め、目を閉じる。
「ほんと。可愛いな。おまえ。」
神林はしみじみと言った。
白砂のあえぎ−22
2004年2月3日神林が足を引っ張り、辰巳を仰向けに寝かす。
両脚をあげた恥ずかしい格好で、辰巳は弄ばれた。
覆い被さるように神林がモノをしゃぶり、ねっとりとケツを刺激する。
嫌悪感が込み上げてくる辰巳であったが、身体を上手く制御できない。
心は嫌がっている筈なのに、身体はさらなる快感を求めていた。
ケツがきつくなった。
覗き込んで見ると2本の指が挿入されようとしている。
「やっやめ。。。」
言葉にならない。
確かにケツを犯られる恐怖を感じているのに、前回とは異なる感覚に戸惑いを感じた。
拒絶しようとケツに力をいれようとすると、
神林はモノへの刺激を強くして、それを阻止した。
辰巳は再び身体がとろけるのを感じ、虚脱した。
埋め込まれた2本の指が内部を広げ、腸の粘膜を優しく愛撫する。
頃合いを見た神林は、フェラを止め、指を抜いた。
虚脱した辰巳の目に非難の色が拡がる。
「気持ちいいだろ?止めるか?」
「・・・・・」
辰巳は目を逸らした。
しかし、辰巳のモノは刺激を求めピクピクと震え、
濡れたケツは蠢いていた。
「痛くないようにするからいいだろ?」
神林は己のマラに唾をたっぷりと塗す。
一瞬、辰巳の目に怯えの色が過ぎった。
だが、その後、覚悟を決めたようにゆっくりと頷いた。
神林はマラの根本を掴み、辰巳の穴にあてがう。
ゆったりとした動作でマラを挿入し始めた。
少し抵抗する粘膜を押し広げ、挿入を続ける。
辰巳の眉間に皺が寄った。
敏感に感じた神林は動きを止めた。
モノを扱きあげてやると辰巳は身体を仰け反らせる。
その拍子に神林はマラを埋めた。
硬直する辰巳を気遣いながら神林は辰巳を見つめた。
両脚をあげた恥ずかしい格好で、辰巳は弄ばれた。
覆い被さるように神林がモノをしゃぶり、ねっとりとケツを刺激する。
嫌悪感が込み上げてくる辰巳であったが、身体を上手く制御できない。
心は嫌がっている筈なのに、身体はさらなる快感を求めていた。
ケツがきつくなった。
覗き込んで見ると2本の指が挿入されようとしている。
「やっやめ。。。」
言葉にならない。
確かにケツを犯られる恐怖を感じているのに、前回とは異なる感覚に戸惑いを感じた。
拒絶しようとケツに力をいれようとすると、
神林はモノへの刺激を強くして、それを阻止した。
辰巳は再び身体がとろけるのを感じ、虚脱した。
埋め込まれた2本の指が内部を広げ、腸の粘膜を優しく愛撫する。
頃合いを見た神林は、フェラを止め、指を抜いた。
虚脱した辰巳の目に非難の色が拡がる。
「気持ちいいだろ?止めるか?」
「・・・・・」
辰巳は目を逸らした。
しかし、辰巳のモノは刺激を求めピクピクと震え、
濡れたケツは蠢いていた。
「痛くないようにするからいいだろ?」
神林は己のマラに唾をたっぷりと塗す。
一瞬、辰巳の目に怯えの色が過ぎった。
だが、その後、覚悟を決めたようにゆっくりと頷いた。
神林はマラの根本を掴み、辰巳の穴にあてがう。
ゆったりとした動作でマラを挿入し始めた。
少し抵抗する粘膜を押し広げ、挿入を続ける。
辰巳の眉間に皺が寄った。
敏感に感じた神林は動きを止めた。
モノを扱きあげてやると辰巳は身体を仰け反らせる。
その拍子に神林はマラを埋めた。
硬直する辰巳を気遣いながら神林は辰巳を見つめた。
白砂のあえぎ−21
2004年2月2日神林は顔に笑みを張り付け、再びモノを含んだ。
舌を小刻みに動かし、亀頭の裏を刺激する。
口の中の粘膜を総動員して辰巳のモノを擦りあげた。
我知らず辰巳の身体が仰け反った。
今までに経験したことのない快感に辰巳の頭は朦朧としていた。
下半身が熱くなりとろけるように力が抜けていく。
膝が笑い立っていることが辛くなり始めていた。
その瞬間、ヌルリとした感触がケツに走った。
神林の指が辰巳の中に入っている。
『いつの間に。。。』
呆気にとられる辰巳だったが股間の快感が全身を満たし、抵抗できない。
上目遣いに辰巳の目を見た神林は、ニヤリと笑った。
『嵌められた。。。』
しかし、辰巳は抵抗できずにいた。
あれ程、嫌悪した行為なのに、今は痛みを感じないでいる。
それよりも快感に翻弄され、抵抗さえできずにいる。
奥深くまで挿入された指が、フェラチオをする舌の動きと同調する。
予想もしなかった快感が辰巳の身体を震えさせた。
緩慢な動作で指が前後し、指先がクリクリとモノの裏側を刺激した。
「はう。」
辰巳は思わず喘ぎ声を洩らしてしまった。
もう片方の手に誘われて腰を落とし蹲踞した。
舌を小刻みに動かし、亀頭の裏を刺激する。
口の中の粘膜を総動員して辰巳のモノを擦りあげた。
我知らず辰巳の身体が仰け反った。
今までに経験したことのない快感に辰巳の頭は朦朧としていた。
下半身が熱くなりとろけるように力が抜けていく。
膝が笑い立っていることが辛くなり始めていた。
その瞬間、ヌルリとした感触がケツに走った。
神林の指が辰巳の中に入っている。
『いつの間に。。。』
呆気にとられる辰巳だったが股間の快感が全身を満たし、抵抗できない。
上目遣いに辰巳の目を見た神林は、ニヤリと笑った。
『嵌められた。。。』
しかし、辰巳は抵抗できずにいた。
あれ程、嫌悪した行為なのに、今は痛みを感じないでいる。
それよりも快感に翻弄され、抵抗さえできずにいる。
奥深くまで挿入された指が、フェラチオをする舌の動きと同調する。
予想もしなかった快感が辰巳の身体を震えさせた。
緩慢な動作で指が前後し、指先がクリクリとモノの裏側を刺激した。
「はう。」
辰巳は思わず喘ぎ声を洩らしてしまった。
もう片方の手に誘われて腰を落とし蹲踞した。
白砂のあえぎ−20
2004年2月1日辰巳より出来上がった身体をしている神林に力で勝てる筈がない。
いとも簡単に床にねじ伏せられる。
「やだよ。レイプなんてごめんだ。止めろよ!」
ジタバタする辰巳を押さえ込みながら、以前のように稽古着を剥いでいく。
「おまえが選んだんだろ?」
辰巳は涙目になりながら哀願した。
「先輩。お願いだから止めて下さい。」
「じゃぁ。しゃぶらせるか?」
少し間をおいて辰巳は頷いた。
既に身につけたものはなく、ネコに追いつめられたネズミのように身体を震わせる。
神林は辰巳を立たせ、壁に押しつけた。
そして、前に蹲ると辰巳の小さくなったモノを口に含んだ。
熱くて柔らかな粘膜の感触が辰巳のモノを包む。
辰巳の全身が強張った。
1人で処理する時には感じたことのない感触だった。
辰巳のモノはみるみる容積を増す。
「なかなか立派だな。想像していた通りだ。」
モノを口から放した神林が感心しながら辰巳のモノを愛でる。
「形といい亀頭の張りといいなかなかだ。」
神林が嘆息する。
辰巳のモノがピクリと反応した。
いとも簡単に床にねじ伏せられる。
「やだよ。レイプなんてごめんだ。止めろよ!」
ジタバタする辰巳を押さえ込みながら、以前のように稽古着を剥いでいく。
「おまえが選んだんだろ?」
辰巳は涙目になりながら哀願した。
「先輩。お願いだから止めて下さい。」
「じゃぁ。しゃぶらせるか?」
少し間をおいて辰巳は頷いた。
既に身につけたものはなく、ネコに追いつめられたネズミのように身体を震わせる。
神林は辰巳を立たせ、壁に押しつけた。
そして、前に蹲ると辰巳の小さくなったモノを口に含んだ。
熱くて柔らかな粘膜の感触が辰巳のモノを包む。
辰巳の全身が強張った。
1人で処理する時には感じたことのない感触だった。
辰巳のモノはみるみる容積を増す。
「なかなか立派だな。想像していた通りだ。」
モノを口から放した神林が感心しながら辰巳のモノを愛でる。
「形といい亀頭の張りといいなかなかだ。」
神林が嘆息する。
辰巳のモノがピクリと反応した。
白砂のあえぎ−19
2004年1月31日 「前の様に無理矢理犯られたいのか?
痛かっただろ?今日は気持ちよくしてやるよ。」
「どうして俺なんすか?」
神林はニヤリと笑った。
「おまえが可愛いからさ。
おまえのその魅力的なケツが俺に突っ込んでくれと語りかけるからさ。」
「勝手なこと言わないで下さい!」
「じゃ。しゃぶるだけならいいだろう?」
「へ?」
「ケツを犯る代わりに、おまえのマラをしゃぶらせてくれよ。」
神林の目は笑っていなかった。
真剣そのものの目でコーナーに追いつめられた蛙を睨み付ける。
辰巳はガマのように全身から脂汗が滲む思いがした。
「レイプされるかマラをしゃぶらせるかの二者択一。
どっちがいい?」
神林は何かに憑かれたような凄まじい表情で口の端をつり上げた。
「どっちもやです。」
きっぱりと言い切る辰巳の手首を掴み、
「じゃ。レイプだな。痛い方を選んだのはおまえだぜ。」
神林は囁いた。
辰巳は逃れようと力任せに腕を振る。
入り口の方にダッシュしようとしたが、それは無駄な努力だった。
痛かっただろ?今日は気持ちよくしてやるよ。」
「どうして俺なんすか?」
神林はニヤリと笑った。
「おまえが可愛いからさ。
おまえのその魅力的なケツが俺に突っ込んでくれと語りかけるからさ。」
「勝手なこと言わないで下さい!」
「じゃ。しゃぶるだけならいいだろう?」
「へ?」
「ケツを犯る代わりに、おまえのマラをしゃぶらせてくれよ。」
神林の目は笑っていなかった。
真剣そのものの目でコーナーに追いつめられた蛙を睨み付ける。
辰巳はガマのように全身から脂汗が滲む思いがした。
「レイプされるかマラをしゃぶらせるかの二者択一。
どっちがいい?」
神林は何かに憑かれたような凄まじい表情で口の端をつり上げた。
「どっちもやです。」
きっぱりと言い切る辰巳の手首を掴み、
「じゃ。レイプだな。痛い方を選んだのはおまえだぜ。」
神林は囁いた。
辰巳は逃れようと力任せに腕を振る。
入り口の方にダッシュしようとしたが、それは無駄な努力だった。
白砂のあえぎ−18
2004年1月30日恐怖のあまり、あれ以来居残り稽古を止めていた辰巳だったが、
定例の稽古だけでは充足感を得られなかった。
やはり同期はもちろん、先輩より上手くなるためには、
今以上の稽古が必要だった。
なるべく1人で居残り稽古をしないように同期に声をかけることにした。
しかし、稽古に熱中するあまり、最後に残るのは辰巳1人ということが多々ある。
ただ、あれ以来、居残り稽古をする射場に神林があらわれることはなかった。
安心し始めていた1ヶ月後のこと、
的に集中して矢を引き絞っているとき、背後に視線を感じ、辰巳は戦慄した。
矢を放ち、残心を十分とらずに背後を振り返る。
果たして神林が立っていた。
しかも、素っ裸で。
辰巳は思わず後ずさりした。
神林は平然と辰巳に近づいてくる。
「そんなに怖がるなよ。もう強姦したりしないからさ。」
「って、そんな格好して説得力ないっすよ。」
辰巳はなおも後ずさり、射場の壁に追いやられる。
「もうやです。止めて下さい。」
「今日は気持ちよくしてやるよ。」
適度に筋肉が発達した裸身の股間は、グロテスクなほど巨大なモノが屹立していた。
『あんなものを突っ込まれたのか。。。痛いはずだ。』
嫌々をする辰巳に、神林はゆっくりと近づいてくる。
定例の稽古だけでは充足感を得られなかった。
やはり同期はもちろん、先輩より上手くなるためには、
今以上の稽古が必要だった。
なるべく1人で居残り稽古をしないように同期に声をかけることにした。
しかし、稽古に熱中するあまり、最後に残るのは辰巳1人ということが多々ある。
ただ、あれ以来、居残り稽古をする射場に神林があらわれることはなかった。
安心し始めていた1ヶ月後のこと、
的に集中して矢を引き絞っているとき、背後に視線を感じ、辰巳は戦慄した。
矢を放ち、残心を十分とらずに背後を振り返る。
果たして神林が立っていた。
しかも、素っ裸で。
辰巳は思わず後ずさりした。
神林は平然と辰巳に近づいてくる。
「そんなに怖がるなよ。もう強姦したりしないからさ。」
「って、そんな格好して説得力ないっすよ。」
辰巳はなおも後ずさり、射場の壁に追いやられる。
「もうやです。止めて下さい。」
「今日は気持ちよくしてやるよ。」
適度に筋肉が発達した裸身の股間は、グロテスクなほど巨大なモノが屹立していた。
『あんなものを突っ込まれたのか。。。痛いはずだ。』
嫌々をする辰巳に、神林はゆっくりと近づいてくる。
白砂のあえぎ−17
2004年1月29日気が付いたとき、やはり辺りは真っ暗で、街灯の光がうっすらと差し込んでいる。
どうやら射場に伏せているようだった。
引き剥がされた胴着や袴が射場の板の間に散乱している。
身体を起こそうとした辰巳のケツに、強烈な痛みが走り、顔をしかめる。
やはり夢ではなかったのだ。
ぬるりとするケツに手をやると、赤と白が混じった粘液が付着した。
悔しさと情けなさに辰巳は呆然とした。
翌日、定例の稽古だったが、辰巳は稽古を休んだ。
クラブを辞めようかとさえ考えた。
しかし、こんなことで調子に乗り始めた弓道を放り出すのは悲しかった。
椅子に座ることさえ苦痛となる毎日を送りながらも、
次回の定例稽古には顔を出そうと決心した。
部室に入って辺りを窺う。神林はいなかった。
ホッと息を吐きながら、辰巳は稽古着に着替える。
ふと入り口を振り返ると神林が立っていた。
辰巳は目を逸らさずに神林の顔を睨み付けた。
神林は臆する風でもなく、微笑んで見せた。
『何を考えてるんだ。この先輩は。。。』
さっさと着替えを済ませると射場に向かう。
ケツの痛みで腰に力が入らず、その日の稽古は散々だった。
いつもの居残り稽古も止めて、さっさと着替え、
部室を後にしようとすると、辰巳の肩を掴むヤツがいる。
振り返った瞬間、神林が辰巳の頬にキスをした。
一瞬のことで、周りの誰も気が付いていない。
辰巳は目を丸くして神林を眺めた。
「この間はすまなかったな。今度は痛くないようにするよ。」
呆然と立ちすくむ辰巳を余所に、神林は歩き去った。
『そういう問題じゃないと。。。思うんだけど。。。』
辰巳は、しばらく突っ立っていた。
どうやら射場に伏せているようだった。
引き剥がされた胴着や袴が射場の板の間に散乱している。
身体を起こそうとした辰巳のケツに、強烈な痛みが走り、顔をしかめる。
やはり夢ではなかったのだ。
ぬるりとするケツに手をやると、赤と白が混じった粘液が付着した。
悔しさと情けなさに辰巳は呆然とした。
翌日、定例の稽古だったが、辰巳は稽古を休んだ。
クラブを辞めようかとさえ考えた。
しかし、こんなことで調子に乗り始めた弓道を放り出すのは悲しかった。
椅子に座ることさえ苦痛となる毎日を送りながらも、
次回の定例稽古には顔を出そうと決心した。
部室に入って辺りを窺う。神林はいなかった。
ホッと息を吐きながら、辰巳は稽古着に着替える。
ふと入り口を振り返ると神林が立っていた。
辰巳は目を逸らさずに神林の顔を睨み付けた。
神林は臆する風でもなく、微笑んで見せた。
『何を考えてるんだ。この先輩は。。。』
さっさと着替えを済ませると射場に向かう。
ケツの痛みで腰に力が入らず、その日の稽古は散々だった。
いつもの居残り稽古も止めて、さっさと着替え、
部室を後にしようとすると、辰巳の肩を掴むヤツがいる。
振り返った瞬間、神林が辰巳の頬にキスをした。
一瞬のことで、周りの誰も気が付いていない。
辰巳は目を丸くして神林を眺めた。
「この間はすまなかったな。今度は痛くないようにするよ。」
呆然と立ちすくむ辰巳を余所に、神林は歩き去った。
『そういう問題じゃないと。。。思うんだけど。。。』
辰巳は、しばらく突っ立っていた。
白砂のあえぎ−16
2004年1月28日「何だってんだよぉ。俺は男だぞ。
先輩が後輩にこんなことしていいのかよぉ。
ちくしょう。痛い。痛いよぉ。」
辰巳の目からは悔しさと痛みで涙だが溢れていた。
しばらく動きを躊躇していた神林だったが、
さらに腰を突きだし、モノを全て挿入してしまう。
「がぁぁぁ。」
辰巳は頭を振り、抗う術もない痛みに耐える。
後ろから背中を突かれ、四つん這いになった辰巳に、
神林は容赦なく襲いかかり、腰を振り始める。
「ひぃぃぃ。先輩。。。お願いです。。。止めて。。。」
辰巳は哀願する。
しかし、神林にその哀願は聞こえないようだった。
なおも容赦なく腰を振り続けた。
ケツを裂くような痛みが、引きつる肉に熱を与える。
辰巳は引き裂かれながらのたうち回った。
後は一刻も早く神林が果ててくれるのを待つばかりだった。
男同士のこういった行為があることを知らない訳ではなかったが、
辰巳とは縁遠いものと考えていたのに、
まさか己がその行為の対象としてレイプされようとは。
痛みにより混濁し始めた意識が混乱し、ついに辰巳は意識を失った。
先輩が後輩にこんなことしていいのかよぉ。
ちくしょう。痛い。痛いよぉ。」
辰巳の目からは悔しさと痛みで涙だが溢れていた。
しばらく動きを躊躇していた神林だったが、
さらに腰を突きだし、モノを全て挿入してしまう。
「がぁぁぁ。」
辰巳は頭を振り、抗う術もない痛みに耐える。
後ろから背中を突かれ、四つん這いになった辰巳に、
神林は容赦なく襲いかかり、腰を振り始める。
「ひぃぃぃ。先輩。。。お願いです。。。止めて。。。」
辰巳は哀願する。
しかし、神林にその哀願は聞こえないようだった。
なおも容赦なく腰を振り続けた。
ケツを裂くような痛みが、引きつる肉に熱を与える。
辰巳は引き裂かれながらのたうち回った。
後は一刻も早く神林が果ててくれるのを待つばかりだった。
男同士のこういった行為があることを知らない訳ではなかったが、
辰巳とは縁遠いものと考えていたのに、
まさか己がその行為の対象としてレイプされようとは。
痛みにより混濁し始めた意識が混乱し、ついに辰巳は意識を失った。
白砂のあえぎ−15
2004年1月27日「神林先輩。。。そんな。。。」
その男は神林先輩だった。2回生で最も辰巳を可愛がってくれている先輩。
その先輩が今、辰巳を犯そうとしている。
いきり勃ったモノを辰巳のケツに宛い、
正に突っ込もうとしていた。
辰巳は四つん這いになって逃れようとしたが、
より以上の力で引き戻されてしまった。
腰をガッチリと抱え込まれ、中腰になった神林先輩の膝の上に座り込む格好となった。
「先輩。止めて下さい。お願いです。」
逃げようともがくが許してはもらえない。
なおも無言で神林は辰巳のケツの穴を探っている。
そして、辰巳の腰を押さえ込むとともに、神林も腰を突き出した。
「うぎゃぁ。痛い。痛いよ。
先輩。止めて。止めて下さい。」
神林のモノが半分ほども埋め込まれていた。
今まで経験したことがない強烈な痛みが尻から脳天に駆け抜けた。
辰巳は仰け反り、身体を震わせて痛みに耐える。
痛みの元凶を取り除こうと身体を浮かせようとするが、
神林は込めた力を緩める気配がない。
「ちくしょう。止めろよ。止めてくれよ。」
辰巳の喉から呪いの言葉が溢れる。
その男は神林先輩だった。2回生で最も辰巳を可愛がってくれている先輩。
その先輩が今、辰巳を犯そうとしている。
いきり勃ったモノを辰巳のケツに宛い、
正に突っ込もうとしていた。
辰巳は四つん這いになって逃れようとしたが、
より以上の力で引き戻されてしまった。
腰をガッチリと抱え込まれ、中腰になった神林先輩の膝の上に座り込む格好となった。
「先輩。止めて下さい。お願いです。」
逃げようともがくが許してはもらえない。
なおも無言で神林は辰巳のケツの穴を探っている。
そして、辰巳の腰を押さえ込むとともに、神林も腰を突き出した。
「うぎゃぁ。痛い。痛いよ。
先輩。止めて。止めて下さい。」
神林のモノが半分ほども埋め込まれていた。
今まで経験したことがない強烈な痛みが尻から脳天に駆け抜けた。
辰巳は仰け反り、身体を震わせて痛みに耐える。
痛みの元凶を取り除こうと身体を浮かせようとするが、
神林は込めた力を緩める気配がない。
「ちくしょう。止めろよ。止めてくれよ。」
辰巳の喉から呪いの言葉が溢れる。
白砂のあえぎ−14
2004年1月26日辰巳は不審に思いながらも人影に近づく。
すばやく動いた人影が辰巳の腕を取り、背の方にねじり上げた。
「何をする!」
暴れる辰巳の足を払い、射場の床に押さえ込む。
「誰だ!何を。。。」
辰巳を押さえ込んだ人影は、稽古着を脱がせにかかる。
胴着を反転させ辰巳の頭からかぶせるとヒモで結んでしまった。
全く前が見えなくなった辰巳は手足をジタバタさせながら抵抗する。
しかし、辰巳以上に強い力で押さえ込まれた。
人影は袴の紐を解き、引きずり下ろすと、下着をも剥いだ。
辰巳の下半身が露わになった。
人影は声を漏らさず、荒い息だけをしていた。
ズボンのファスナーを下ろす音が響く。
辰巳は身体を硬直させた。
『まさか。。。俺をレイプするつもり。。。』
ばかな。必死でそれを否定しようとする辰巳だったが、
状況が明らかにそれを示している。
露わになった辰巳のケツに何かが突きつけられる。
『やはり男。それも俺のケツを狙っている。。。』
じっくりと状況判断などしてる場合ではない。
辰巳は頭に被せられた胴着を力ずくで剥いだ。
背後で辰巳のケツを狙っている男を見た。
すばやく動いた人影が辰巳の腕を取り、背の方にねじり上げた。
「何をする!」
暴れる辰巳の足を払い、射場の床に押さえ込む。
「誰だ!何を。。。」
辰巳を押さえ込んだ人影は、稽古着を脱がせにかかる。
胴着を反転させ辰巳の頭からかぶせるとヒモで結んでしまった。
全く前が見えなくなった辰巳は手足をジタバタさせながら抵抗する。
しかし、辰巳以上に強い力で押さえ込まれた。
人影は袴の紐を解き、引きずり下ろすと、下着をも剥いだ。
辰巳の下半身が露わになった。
人影は声を漏らさず、荒い息だけをしていた。
ズボンのファスナーを下ろす音が響く。
辰巳は身体を硬直させた。
『まさか。。。俺をレイプするつもり。。。』
ばかな。必死でそれを否定しようとする辰巳だったが、
状況が明らかにそれを示している。
露わになった辰巳のケツに何かが突きつけられる。
『やはり男。それも俺のケツを狙っている。。。』
じっくりと状況判断などしてる場合ではない。
辰巳は頭に被せられた胴着を力ずくで剥いだ。
背後で辰巳のケツを狙っている男を見た。
白砂のあえぎ−13
2004年1月25日辰巳が1回生の夏。
大学に入ってから始めた弓道に嵌った辰巳は、
早く他の経験者に追いつこうと、毎日のように居残り稽古をしていた。
夕闇迫る射場に人影はなく、蝉の声が名残惜しそうに響いていた。
巻き藁から昇格して、射場での稽古が許された辰巳は、
1日に数百本の矢を放っていたのだ。
体中の筋肉が軋み、指は赤く腫れ上がっている。
射形が狂い、つのみが効かずに弦に耳を打たれたことも何度あったことか。
それでも歯を食いしばり稽古を続けた。
その甲斐あってか、辰巳の腕はどんどん上達し、
高校時代の経験者と肩を並べるまでになっていた。
自分で決めたノルマに達し、十分な満足感と疲労感を感じながら、
射場に正座した辰巳は、神棚に向かって礼をする。
日は完全に陰り、射場の明かりを落とすと、
あたりは真っ暗になった。
暗闇になった射場に人の気配を感じた。
それは突然に現れた。
外の明かりでシルエットになった人影は誰だか判断がつかない。
「誰?」
人影は無言だ。
大学に入ってから始めた弓道に嵌った辰巳は、
早く他の経験者に追いつこうと、毎日のように居残り稽古をしていた。
夕闇迫る射場に人影はなく、蝉の声が名残惜しそうに響いていた。
巻き藁から昇格して、射場での稽古が許された辰巳は、
1日に数百本の矢を放っていたのだ。
体中の筋肉が軋み、指は赤く腫れ上がっている。
射形が狂い、つのみが効かずに弦に耳を打たれたことも何度あったことか。
それでも歯を食いしばり稽古を続けた。
その甲斐あってか、辰巳の腕はどんどん上達し、
高校時代の経験者と肩を並べるまでになっていた。
自分で決めたノルマに達し、十分な満足感と疲労感を感じながら、
射場に正座した辰巳は、神棚に向かって礼をする。
日は完全に陰り、射場の明かりを落とすと、
あたりは真っ暗になった。
暗闇になった射場に人の気配を感じた。
それは突然に現れた。
外の明かりでシルエットになった人影は誰だか判断がつかない。
「誰?」
人影は無言だ。
白砂のあえぎ−12
2004年1月24日辰巳が部室で汗を拭き、着替えていると結城が近づいてきた。
「あの。先輩。。。」
「どうした?」
辰巳は快活に答える。
「忘れられないんです。あの。。。あの感覚が。。。」
辰巳は微笑みを返す。
「どうだ?今夜、俺の部屋に来るか?」
「えっ?」
結城の顔に朱が差し、もじもじと俯いてしまった。
「しかし、稽古中は神経を集中しないと困るな。
何より危険だ。分かっているだろう?」
「はい。申し訳ありません。。。」
「あの時のことを思い浮かべていたのか?」
辰巳は他の部員に聞こえないように結城の耳元で囁いた。
辰巳を見つめる結城の目が潤んでいるように見えた。
嫌らしくないように気を遣いながら辰巳は微笑んで見せた。
つられたように結城も微笑む。
「さっさと着替えろ。風邪を引くぞ。」
結城は嬉しそうにロッカー前に戻ると着替え始めた。
辰巳の胸では心臓が踊っている。
こんなに早くチャンスが来るとは。。。
案外乗り気かもしれないと想像する辰巳であった。
「あの。先輩。。。」
「どうした?」
辰巳は快活に答える。
「忘れられないんです。あの。。。あの感覚が。。。」
辰巳は微笑みを返す。
「どうだ?今夜、俺の部屋に来るか?」
「えっ?」
結城の顔に朱が差し、もじもじと俯いてしまった。
「しかし、稽古中は神経を集中しないと困るな。
何より危険だ。分かっているだろう?」
「はい。申し訳ありません。。。」
「あの時のことを思い浮かべていたのか?」
辰巳は他の部員に聞こえないように結城の耳元で囁いた。
辰巳を見つめる結城の目が潤んでいるように見えた。
嫌らしくないように気を遣いながら辰巳は微笑んで見せた。
つられたように結城も微笑む。
「さっさと着替えろ。風邪を引くぞ。」
結城は嬉しそうにロッカー前に戻ると着替え始めた。
辰巳の胸では心臓が踊っている。
こんなに早くチャンスが来るとは。。。
案外乗り気かもしれないと想像する辰巳であった。
白砂のあえぎ−10
2004年1月22日心なしか目が泳いでいる。
「もう少しこうしていてもいいか?」
辰巳は結城の背中に両手をまわし、しっかりと抱きしめながら尋ねた。
結城は再度、無言で頷く。
恐る恐るといった感じで結城の両手が辰巳の首筋に巻き付く。
辰巳は、これだけでも十分幸せを感じていた。
「さっき、俺が爆ぜたとき、おまえを思っていた。。。」
辰巳は静かに告白する。
瞬間、結城の身体が硬直したようだった。
「こうなることを予感していたのかな?」
独白しながら辰巳は自らを嘲るように苦笑した。
「先輩。。。」
「ん?」
辰巳は小首を傾げて結城を見つめる。
「気持ちよかった。。。」
辰巳の顔にはにかんだ笑顔が広がる。
「ありがとう。」
少し躊躇い、辰巳は続けた。
「もし。もし良ければ偶にさせてくれないかな?
おまえの性処理を手伝わせてくれよ。」
恥ずかしそうに頬を赤らめながら、戸惑いがちに結城は頷いた。
「すごい。気持ちよかったから。。。」
辰巳は天にも昇る心地で、結城の身体を抱きしめた。
今度は身体を固くさせず、されるままに抱かれていた。
「もう少しこうしていてもいいか?」
辰巳は結城の背中に両手をまわし、しっかりと抱きしめながら尋ねた。
結城は再度、無言で頷く。
恐る恐るといった感じで結城の両手が辰巳の首筋に巻き付く。
辰巳は、これだけでも十分幸せを感じていた。
「さっき、俺が爆ぜたとき、おまえを思っていた。。。」
辰巳は静かに告白する。
瞬間、結城の身体が硬直したようだった。
「こうなることを予感していたのかな?」
独白しながら辰巳は自らを嘲るように苦笑した。
「先輩。。。」
「ん?」
辰巳は小首を傾げて結城を見つめる。
「気持ちよかった。。。」
辰巳の顔にはにかんだ笑顔が広がる。
「ありがとう。」
少し躊躇い、辰巳は続けた。
「もし。もし良ければ偶にさせてくれないかな?
おまえの性処理を手伝わせてくれよ。」
恥ずかしそうに頬を赤らめながら、戸惑いがちに結城は頷いた。
「すごい。気持ちよかったから。。。」
辰巳は天にも昇る心地で、結城の身体を抱きしめた。
今度は身体を固くさせず、されるままに抱かれていた。
白砂のあえぎ−8
2004年1月20日堪えきれず結城はあえぎ声を洩らした。
「あぅ。」
辰巳は、結城のモノを舌の上で転がし、
亀頭の裏を舌先でつつきながら絡みつけるように愛撫した。
結城の両の脚は、快感のためか小刻みに震えていた。
尻の筋肉が弛緩と硬直を繰り返す。
辰巳はその感触を味わうように掌を這わせた。
毛一本ないスベスベした感触が心地よかった。
膨張しきったモノを喉の奥まで飲み込もうとしたが、
根本まで飲み込むのは不可能だった。
『でかい。先輩のデカマラよりもでかいんじゃないか。。。』
辰巳は、この肉棒を己の内部に導き入れられるかもしれない喜びに浸っていた。
そう考えただけで、辰巳の秘口は濡れるように感じた。
『ああケツが疼く。』
その思いを秘めて、辰巳は結城のモノに奉仕した。
先端の鈴口からは止め処なく先走りが溢れている。
少し粘ついた塩っぽい液体が口中に広がった。
辰巳にとって至高の時がゆったりと流れた。
快感を得たのか結城は抵抗らしい抵抗をしなかった。
辰巳のされるがままに身を任せ、モノをしゃぶられ続けている。
時々、「うっ」「あぁぁ」とか嗚咽を漏らしながら。
「先輩。ダメです。。。」
切なそうな顔で結城は辰巳を見た。
辰巳はモノを含んだまま結城を見上げる。
結城の眉間には縦皺がより、終局の時が近いことを伺わせる。
「ダメです。。。でっ。。。」
恥ずかしさに頬を赤らめ言葉に出来せないでいる。
「あぅ。」
辰巳は、結城のモノを舌の上で転がし、
亀頭の裏を舌先でつつきながら絡みつけるように愛撫した。
結城の両の脚は、快感のためか小刻みに震えていた。
尻の筋肉が弛緩と硬直を繰り返す。
辰巳はその感触を味わうように掌を這わせた。
毛一本ないスベスベした感触が心地よかった。
膨張しきったモノを喉の奥まで飲み込もうとしたが、
根本まで飲み込むのは不可能だった。
『でかい。先輩のデカマラよりもでかいんじゃないか。。。』
辰巳は、この肉棒を己の内部に導き入れられるかもしれない喜びに浸っていた。
そう考えただけで、辰巳の秘口は濡れるように感じた。
『ああケツが疼く。』
その思いを秘めて、辰巳は結城のモノに奉仕した。
先端の鈴口からは止め処なく先走りが溢れている。
少し粘ついた塩っぽい液体が口中に広がった。
辰巳にとって至高の時がゆったりと流れた。
快感を得たのか結城は抵抗らしい抵抗をしなかった。
辰巳のされるがままに身を任せ、モノをしゃぶられ続けている。
時々、「うっ」「あぁぁ」とか嗚咽を漏らしながら。
「先輩。ダメです。。。」
切なそうな顔で結城は辰巳を見た。
辰巳はモノを含んだまま結城を見上げる。
結城の眉間には縦皺がより、終局の時が近いことを伺わせる。
「ダメです。。。でっ。。。」
恥ずかしさに頬を赤らめ言葉に出来せないでいる。
白砂のあえぎ−7
2004年1月19日手が届きそうな所まで近づいた結城の腰を掴み、一気に引き寄せた。
バランスを崩しそうになった結城が辰巳の肩に両手をついた。
辰巳の目の前には結城のモノがぶら下がっている。
結城の目をゆっくりと見上げながら、辰巳は微笑んだ。
結城が応えて微笑むものの、その笑顔は引きつっている。
片手を結城のモノにあてがい、辰巳は先端を頬張った。
突然のことに腰を引こうとする結城だったが、
尻をがっちりと抱え込んだ辰巳は離さない。
柔らかい感触を口の中で楽しみながら、若い雄の臭いを感じていた。
青臭い噎せ返るような臭いが鼻孔を抜ける。
冷たくて少し塩っぽい味が舌に広がった。
困惑した結城の顔が目の端で見て取れる。
しかし、ここまで来た以上、手放す訳にはいかない。
もぞもぞと口を動かし結城のモノを全て口の中に収める。
まだ女を知らないだろう若い触覚を辰巳は味わった。
やはり俺には捨てられないと強く感じる辰巳であった。
舌の上で転がし、口の粘膜で大切に扱いてやると、
結城のモノは徐々に大きさを増し始める。
悲しいかな若い男の性なのか。
心は拒んでいても身体が勝手に反応を示す。
尻の筋肉が硬直した。
膨らみ始めたモノは勢い硬度を増し、辰巳の口から溢れる。
先程までは根本まで飲み込んでいたモノが、
勃起とともに容積を増して収まらなくなってしまった。
予想以上の大きさに、辰巳は感心半分、喜び半分で感極まってしまった。
両手で結城の滑らかな尻を撫でながら、
今や口の中に収まらなくなったモノに奉仕する。
久しぶりの本物のモノに辰巳は興奮していた。
果てたばかりの己のモノも完全に復活していた。
バランスを崩しそうになった結城が辰巳の肩に両手をついた。
辰巳の目の前には結城のモノがぶら下がっている。
結城の目をゆっくりと見上げながら、辰巳は微笑んだ。
結城が応えて微笑むものの、その笑顔は引きつっている。
片手を結城のモノにあてがい、辰巳は先端を頬張った。
突然のことに腰を引こうとする結城だったが、
尻をがっちりと抱え込んだ辰巳は離さない。
柔らかい感触を口の中で楽しみながら、若い雄の臭いを感じていた。
青臭い噎せ返るような臭いが鼻孔を抜ける。
冷たくて少し塩っぽい味が舌に広がった。
困惑した結城の顔が目の端で見て取れる。
しかし、ここまで来た以上、手放す訳にはいかない。
もぞもぞと口を動かし結城のモノを全て口の中に収める。
まだ女を知らないだろう若い触覚を辰巳は味わった。
やはり俺には捨てられないと強く感じる辰巳であった。
舌の上で転がし、口の粘膜で大切に扱いてやると、
結城のモノは徐々に大きさを増し始める。
悲しいかな若い男の性なのか。
心は拒んでいても身体が勝手に反応を示す。
尻の筋肉が硬直した。
膨らみ始めたモノは勢い硬度を増し、辰巳の口から溢れる。
先程までは根本まで飲み込んでいたモノが、
勃起とともに容積を増して収まらなくなってしまった。
予想以上の大きさに、辰巳は感心半分、喜び半分で感極まってしまった。
両手で結城の滑らかな尻を撫でながら、
今や口の中に収まらなくなったモノに奉仕する。
久しぶりの本物のモノに辰巳は興奮していた。
果てたばかりの己のモノも完全に復活していた。
白砂のあえぎ−6
2004年1月18日引き締まった上半身が露わになった。
辰巳の鼓動が激しくなる。
荒々しい呼吸が聞こえそうなくらい胸が上下していた。
ズボンに掛けた手を止め、結城は辰巳を伺った。
辰巳は無言で見つめ続ける。
結城は観念してベルトを外し、ファスナーを下ろした。
タイトなジーンズを引き抜き、靴下とボクサーパンツだけの格好になる。
辰巳は視線を外さず頷く。
結城は恐る恐る靴下を脱ぎ捨て、ボクサーパンツに掛けた手を一気に下ろした。
夢にまで見た結城の全裸が目の前にある。
辰巳は立ち眩みに似た陶酔感を感じていた。
意外と前を隠そうともしないで結城は立ち竦んでいる。
ボリューム感のあるモノは力無く垂れ下がっていたが、
想像したとおりのモノだった。
白い筋肉質の身体に黒っぽいモノがぶら下がっている。
多くはないが黒い茂みも適度に下腹部を覆っている。
辰巳は先程まで座っていた椅子に腰を掛け、
「もっとこっちへ来い。」
両手を拡げて結城をいざなった。
おずおずと結城が近づいて来る。
これから何が起こるか想像もできないだろう。
辰巳の鼓動が激しくなる。
荒々しい呼吸が聞こえそうなくらい胸が上下していた。
ズボンに掛けた手を止め、結城は辰巳を伺った。
辰巳は無言で見つめ続ける。
結城は観念してベルトを外し、ファスナーを下ろした。
タイトなジーンズを引き抜き、靴下とボクサーパンツだけの格好になる。
辰巳は視線を外さず頷く。
結城は恐る恐る靴下を脱ぎ捨て、ボクサーパンツに掛けた手を一気に下ろした。
夢にまで見た結城の全裸が目の前にある。
辰巳は立ち眩みに似た陶酔感を感じていた。
意外と前を隠そうともしないで結城は立ち竦んでいる。
ボリューム感のあるモノは力無く垂れ下がっていたが、
想像したとおりのモノだった。
白い筋肉質の身体に黒っぽいモノがぶら下がっている。
多くはないが黒い茂みも適度に下腹部を覆っている。
辰巳は先程まで座っていた椅子に腰を掛け、
「もっとこっちへ来い。」
両手を拡げて結城をいざなった。
おずおずと結城が近づいて来る。
これから何が起こるか想像もできないだろう。
白砂のあえぎ−5
2004年1月17日 「待て。結城。」
振り向かず立ち止まった結城の背中が動揺を隠せないでいる。
「入ってこい。」
びくりと結城の背中が上下する。
ゆっくりと振り向いた結城が下を向きながら部室に入ってくる。
「すみません。先輩。こんなつもりじゃ。。。」
「いいからこっちへ来い。」
辰巳は決心を固めていた。
まさか自分がオナニーの対象になっていたとは知る由もないだろう。
結城は全裸の辰巳の前に立ち、身を縮ませている。
「何をしていたかは分かるよな?」
辰巳はゆっくりと話し始める。
結城は無言で頷いた。
「おまえも服を脱げ。」
「えっ?」
結城は辰巳を見つめて口をポカンと開けている。
「先輩の命令に従えないってのか?」
結城はどうして良いものか戸惑うばかりだ。
「早く脱げ!」
辰巳の有無を言わせぬ言葉に、結城は決心したようだった。
ゆっくりとブルゾンを脱ぎ、インナーのシャツを脱いだ。
振り向かず立ち止まった結城の背中が動揺を隠せないでいる。
「入ってこい。」
びくりと結城の背中が上下する。
ゆっくりと振り向いた結城が下を向きながら部室に入ってくる。
「すみません。先輩。こんなつもりじゃ。。。」
「いいからこっちへ来い。」
辰巳は決心を固めていた。
まさか自分がオナニーの対象になっていたとは知る由もないだろう。
結城は全裸の辰巳の前に立ち、身を縮ませている。
「何をしていたかは分かるよな?」
辰巳はゆっくりと話し始める。
結城は無言で頷いた。
「おまえも服を脱げ。」
「えっ?」
結城は辰巳を見つめて口をポカンと開けている。
「先輩の命令に従えないってのか?」
結城はどうして良いものか戸惑うばかりだ。
「早く脱げ!」
辰巳の有無を言わせぬ言葉に、結城は決心したようだった。
ゆっくりとブルゾンを脱ぎ、インナーのシャツを脱いだ。
白砂のあえぎ−4
2004年1月16日高ぶってくる気分を抑えながら辰巳はせわしなく右手を動かす。
熱い固まりが下腹部を駆け上りそうになるのを、
左手でペニスの根本をきつく押さえ込んで堪えた。
結城が前にしゃがみ込み、辰巳の怒張したものをくわえ込もうとしたとき、
我慢が限界に達し、辰巳は白濁した液体をまき散らした。
栗の花のような青臭い臭気が部室に立ち込めた。
辰巳は肺一杯にためていた呼気を、吐息とともに吐き出した。
先程までの高ぶりとはほど遠い疲れにも似た気怠さが彼を襲う。
そして、新入生である結城をオナペットにしてしまった己に嫌悪感を抱いた。
辰巳にとっては、先輩が部活を引退してしまったために、
欲求不満に陥り仕方がなかったことではある。
しかし、汚れを知らないだろう新入生を汚してしまったことに、
後ろめたさも同時に感じていたのだった。
脱力した身体を起こそうとした瞬間、辰巳は慌てふためいた。
部室の外に気配を感じたからだった。
次の瞬間にはドアが勢いよく引き開けられた。
部室前の街路灯の明かりが部室に流れ込んでくる。
素っ裸で椅子に腰掛け呆然とする辰巳を見下ろしたのは結城だった。
部室の中の臭いを嗅げば誰であっても、今、何が行われていたのか察するに余りある。
結城は目を見開き、見てはいけないものを見てしまった戸惑いで言葉が出ない。
「あっあの。あの。。。」
辰巳はきびすを返して逃げ去ろうとする結城を呼び止めた。
熱い固まりが下腹部を駆け上りそうになるのを、
左手でペニスの根本をきつく押さえ込んで堪えた。
結城が前にしゃがみ込み、辰巳の怒張したものをくわえ込もうとしたとき、
我慢が限界に達し、辰巳は白濁した液体をまき散らした。
栗の花のような青臭い臭気が部室に立ち込めた。
辰巳は肺一杯にためていた呼気を、吐息とともに吐き出した。
先程までの高ぶりとはほど遠い疲れにも似た気怠さが彼を襲う。
そして、新入生である結城をオナペットにしてしまった己に嫌悪感を抱いた。
辰巳にとっては、先輩が部活を引退してしまったために、
欲求不満に陥り仕方がなかったことではある。
しかし、汚れを知らないだろう新入生を汚してしまったことに、
後ろめたさも同時に感じていたのだった。
脱力した身体を起こそうとした瞬間、辰巳は慌てふためいた。
部室の外に気配を感じたからだった。
次の瞬間にはドアが勢いよく引き開けられた。
部室前の街路灯の明かりが部室に流れ込んでくる。
素っ裸で椅子に腰掛け呆然とする辰巳を見下ろしたのは結城だった。
部室の中の臭いを嗅げば誰であっても、今、何が行われていたのか察するに余りある。
結城は目を見開き、見てはいけないものを見てしまった戸惑いで言葉が出ない。
「あっあの。あの。。。」
辰巳はきびすを返して逃げ去ろうとする結城を呼び止めた。
白砂のあえぎ−3
2004年1月15日日が陰った暗闇の部室で辰巳は己自身を扱いていた。
暗闇の中に浮かぶのは、結城の白い裸体だった。
稽古着に着替える際に見た結城の裸体は、
童顔に似合わず筋肉質なものだった。
白く透き通るような裸体だったが、
若鹿の様な瞬発力としなやかさを兼ね備えた筋肉に覆われていた。
ボクサーパンツがピッチリと肌に張り付き、
形の良い小振りの臀部を露わにしていた。
前の膨らみもスレンダーな身体に似合わずボリューム感のあるもので、
浮き上がったフォルムから人並み以上の肉棒を予感させる。
辰巳は、結城が全てをさらして眼前に立っているのを想像していた。
流れるようなしなやかな筋肉は汗に光り、
艶めかしく妖しげな光沢を放っている。
下腹部は身体の白さと対照的な黒い茂みに覆われており、
屹立する肉棒は黒みがかった太々しいものだ。
血管が浮いたそれはアンバランスなグロテスクでさえあるものなのだが、
先端の亀頭はエラの張ったピンク色で張りつめた粘膜が生々しい。
暗闇の中の結城は、鼻に掛かった声で、
「先輩。先輩。」
と繰り返す。
差し伸べられた両手が辰巳に届きそうな気さえした。
暗闇の中に浮かぶのは、結城の白い裸体だった。
稽古着に着替える際に見た結城の裸体は、
童顔に似合わず筋肉質なものだった。
白く透き通るような裸体だったが、
若鹿の様な瞬発力としなやかさを兼ね備えた筋肉に覆われていた。
ボクサーパンツがピッチリと肌に張り付き、
形の良い小振りの臀部を露わにしていた。
前の膨らみもスレンダーな身体に似合わずボリューム感のあるもので、
浮き上がったフォルムから人並み以上の肉棒を予感させる。
辰巳は、結城が全てをさらして眼前に立っているのを想像していた。
流れるようなしなやかな筋肉は汗に光り、
艶めかしく妖しげな光沢を放っている。
下腹部は身体の白さと対照的な黒い茂みに覆われており、
屹立する肉棒は黒みがかった太々しいものだ。
血管が浮いたそれはアンバランスなグロテスクでさえあるものなのだが、
先端の亀頭はエラの張ったピンク色で張りつめた粘膜が生々しい。
暗闇の中の結城は、鼻に掛かった声で、
「先輩。先輩。」
と繰り返す。
差し伸べられた両手が辰巳に届きそうな気さえした。