欲望の果てに−6

2004年9月28日
次の瞬間、数人の男が乱入してきた。
突然のことに、固まってしまった俺達を尻目に、
男達は行為の瞬間をカメラに納め始めた。
素っ裸の男がマラをお勃てて、
白バイの制服に身を包んだ男に犯されている瞬間を。

さすがにヤツは慌てて
「なんだ?おまえらは。やめろ!」
乱入した男達はニヤニヤしながら、
ヤツの顔や接合部などに向け、ストロボを焚き続けている。
ヤツはマラを引き抜くと、ズボンに納め、
男達に近づいて精一杯の見栄を切った。

「おまえらこんなことして唯で済むと思っているのか?
 カメラをこちらに寄こせ!」
男達の一人が答える。

「あんたこそ自分の立場が分かってないんじゃねぇか?
 制服着てレイプしてる現場を押さえられたんだぜ。
 それも男をレイプしてるところをな。
 すげぇスキャンダルだと俺は思うけどぉ?」
ヤツはさすがに顔面蒼白で、
「どうしようってんだ?その写真を。。。」
「県警に送りつけてやろうか?
 それとも拡大して町中にばらまいてやろうか?
 インターネットで配布するってのもいいな。
 どれがお好みだい?」
「そっそんなことされたら。。。」
「そうそう。やっと自分の立場が理解できたようだな。」
しばらくの間、沈黙が小屋を満たす。

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