これからどうなるのか。
本当に隙はできるのか。俺は逃げることができるのだろうか。
つくづくDMが憎らしく、情けなくて涙が出そうだ。
いつの間にか日は完全に暮れ、部屋の中は真っ暗になっていた。
信州の中秋の夜は、冷え込みが厳しく、
肌を濡らした水は容赦なく体温を奪っていく。
コンクリートの床は冷たく、手や足に金属が擦れ肌には血が滲んでいた。
何をせずとも必然的に体力を消耗してしまう。
空腹と空しさがそれに輪をかけた。
これからどうなるのか。。。

***

小一時間もした頃だろうか、再びドアを開け、二人が部屋に入ってきた。
部屋の電気を付けると二人は一糸まとわぬ姿だった。
そして、手には盆らしいものを持っている。

「餌だぞ。」彼がのたまう。
奥から椅子を二つ持ってくると俺がうずくまっている前に座り込んだ。

「おい。俺のマラをしゃぶれよ。
 十分に奉仕して、俺を満足させられたら餌をやる。」
俺は恨めしげに二人を睨み付ける。
「なんて面してやがる。」
店員がおもむろに俺を足蹴にする。

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