権力の犬−3

2004年2月27日
ポリボックスの明かりが漏れた道路に誰もいないことを確認して、
奥のドアを開き、巡査を引きずり込む。
暴れる巡査を押さえ込み、足を揃えてガムテープで固定した。
そして、目出し帽を被った。ビデオに顔が残るのはまずい。

 「何を考えてるんだ。君たちは。
 警官にこんな事をしてただで済むと思ってるのか?」
自由にならない体をジタバタさせながら巡査が叫ぶ。

「そんな格好で偉ぶっても説得力ないんだよ。」
俺は巡査のベルトを緩め、膝下まで引きずり下ろした。
思った通り鍛えられた筋肉の浮き上がったケツと太腿が露わになる。
適度な毛がケツと太腿を覆い、そそるものがある。

 「やっ止めろ!何をする!」
「何をするも何もない。これからおまえを犯るんだよ。」
 「えっ?」
巡査の身体が硬直した。
勝はビデオカメラを三脚に固定し、撮影の準備に入る。

 「犯るって。。。俺は男で。。。」
巡査は混乱しているようだ。
「男を犯るのが趣味なもんでね。」
俺は巡査の内ポケットから警察手帳を取りだした。

「ふーん。中西正ってのかあんた。
 あんたの魅力的なケツを貸してもらうだけだからよ。大人しくしな。
 さもないと、警察手帳を返さないぞ。
 それに、見えるだろ?
 おまえを犯ってるところをビデオに撮っておくからよ。」
巡査の顔から血の気が引き、真っ青になる。

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