溺れる魚−最終話

2004年1月12日
十分な潤いを与えた後で、マラがケツに押しつけられる。
俺は身体の痛みも忘れて、一樹さんのマラに貫かれる喜びを噛みしめた。
ズブリっと音がしそうな勢いで突き上げられる。
俺の肉が一樹さんのマラにまとわりつき、押し包む。
さらに奥まで入ってくる。穴を埋められる充実感で

一杯になる。
一樹さんの子種が欲しい。
一樹さんは無言で俺を犯し続ける。荒々しく前後に腰を使い、マラの注挿を繰り返す。

腰を回し腸壁を捏ねるように、そして、内蔵を突き上げるように激し動く。
一樹さんが俺に覆い被さり、背中を舐め始める。
蝋燭と血で汚れた背中を一心に舐め上げる。

振り向いた俺の唇を一樹さんの唇が覆った。
舌を絡め、一樹さんの唾を吸う。それだけで俺は爆発しそうになった。
その間も一樹さんの腰使いは止まらない。
疲れを知らない機械のように、正確に俺の敏感な部分をヒットする。

「はぁぁ。一樹さん。凄い。凄いです。」
 「いいか?感じるのか?俺のマラで感じるのか?」
「はい。良すぎる。爆発しそうです。」
 「イケよ。俺も俊幸の中にぶっ放してやる。
 俺の子種を俊幸の中にな。これでおまえは俺のものだ。」
最後の瞬間が近づく。一樹さんの息も激しくなる。
俺も自ら腰を振り、一樹さんの突きに応えた。

 「イクぞ。ぶっ放すぞ。」
「イク。イク。イク。」
俺達は同時に果てた。一樹さんのマラがドクドクと息づき子種を吐き出す。

どんな目にあってもいい。一樹さんが望むことならどんなことでも応える。
これからどんな責めが待っているのかもしれないが、俺は幸せだった。
一樹さんのためならどんな淫乱なことでもできる気がする。

          溺れる魚 完

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