溺れる魚−37

2003年12月29日
これから何が始まるか想像もつかない俺にとって、
ただ、命令されるままに博士に従うしかなかった。
次に用意されたものは黒いマントで、首の所を紐で縛れば、
つま先まで全身がマントで覆い尽くされた。

「よしいいだろう。」
博士は満足そうだった。
博士に促されるままに従う。
部屋を出て、エレベーターに乗った。
エレベーターは最上階で止まる。
廊下の奥のドアを開けると、案外狭い部屋だった。
奥の壁に厚いカーテンが引かれており、次の間は見えなかった。
何かしらざわめきが次の部屋から漏れている。
そこで、俺は目隠しをされる。
背中を押されるままに、俺は前に進んだ。
カーテンが引かれたようだ。
さらに進むと、ざわめきが直接耳に入ってきた。

・・・・・
皆様、お待たせしました。
本日のメインイベントの始まりです。
今日、御用意致しました商品は、今までにない最高のものでございます。
全くの素人である青年を、我が社の桐林博士が完全な商品として磨き上げた逸品です。
年齢は18歳、身長178cm、体重75kg、胸囲115cm、胴囲70cm、ヒップ85cmの
堂々とした体格。そして、ペニスの長さが19cm、太さも5cmと立派なものです。
鍛え上げられた筋肉は隆々とし、贅肉の欠片もございません。
当然のことながら、皆様のどんなご要望にもお応えできるように、
命令には絶対服従の性処理道具でございます。
どうぞ心おきなくご鑑賞のほどを。
・・・・・

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