溺れる魚−16

2003年12月8日
男の指を受け入れている。
俺はケツの穴を指で弄くられてイキそうになっていた。
イク。。。そう。まるで女のように。

女がイクということがどんなものなのか分かりはしない。
しかし、俺が抱いた女がよがるように、全く同じように俺がよがっているのだ。
指を動かされるたびに、快感の波が俺の身体を突き抜け、脳天から迸る。

「あぁぁぁぁ。」
俺は喘ぎ声を絶叫する。
すごい。こんな快感があるなんて。もっとしてくれ!
男の指使いが激しさを増す。
それに呼応して俺の快感と喘ぎ声も大きくなった。

「あぁぁぁ。あぅあぅあぅ。」
俺は頭を横に振り、縛られた両の拳を強く握りしめながら叫んだ。
全身から汗が溢れ出し、マラからにじみ出た我慢汁は腹の上でプールを作っていた。
今や何本の指が入っているのかさえ分からない。

男が指を抜いた。
そして、女が使うようなバイブを持ち出す。
それもかなりの大きさ、太さで、透明な紫色の亀頭が電動でクネクネと身を捩っていた。
オイルを塗りさらに妖しさを増した男根が俺の中に挿入される。

いくらなんでも。。。やめてくれ!
だが、俺のケツの穴は巨大な男根を呑み込んでいく。
頭を振りながら俺の奥に進んでくる。
指とは比べものにならない快感が俺を襲った。

「あああぁぁぁ。俺、俺。。。」
変になっちまうよぉ。
あんなものケツに突っ込まれて感じまくってる。
バイブを突っ込まれてよがってる。
冷静な俺の一部は嘆き続けるが、身体は快感を欲していた。
バイブを根本まで呑み込み、自らケツすら振っている自分に気がついた。

「俺、俺。。。狂っちまう。。。」
その時、ケツの穴が強烈な収縮を始めた。
バイブを締め付け、押し出そうとする。
同時にマラからザーメンが迸った。
言葉にできない強烈な快感がケツから内臓を通じて脳天に突き抜けた。

目が覚めると俺は自分のベッドで横たわっていた。
あれは夢だったのか。。。

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