溺れる魚−11
2003年12月3日 「よし、いいだろう。今日はここまでだ。
ゆっくり休んでくれ。食事は部屋まで運ぶから。」
全身の金属端子が取り外された。
俺を部屋に押し込み、唯一のドアが施錠される。
ふらふらとベッドまで歩み、倒れ込んで大の字になった。
目を瞑っても瞼に映像が浮かぶ。
俺のペニスは勃起したままだった。
どうなってるんだ俺の身体は。
まるで自分の身体ではないような、空中に浮かんでいるような感覚。
ただ、1カ所だけがズキズキと脈打っていた。
痛いほどに、はち切れそうなくらい膨張している。
ケツの奥がズキンとしたような気がした。
その瞬間、触れてもいないのにペニスから大量のザーメンがあふれ出た。
今まで味わったことがないような強烈な快感が俺を襲った。
下腹部を突き出すようにして、弓なりに身体が仰け反る。
延々とザーメンが迸り続けているように快感が繰り返し襲ってくる。
目が覚めた状態で夢精をしているようだった。
たっぷり5分は快感を味わったんじゃないだろうか。
あまりの快感に俺は肩で息をしながらベッドで放心していた。
どうなってるんだ俺の身体は。
こんな快感を味わったのは生まれて初めてだ。
飛び散ったザーメンが真っ黒に日焼けした俺の身体を白く染めている。
不安に駆られながらも、今の快感を味わいたくて仕方なかった。
明日の実験も同じなんだろうか。
こんなことを2週間も続けていたら俺は一体どうなっちまうんだろうか。
しかし、一度味わった強烈な快感を忘れる自信はなかった。
もう一度、試して欲しい。
考えてみれば堕落への一歩は既に始まっていたのだ。
快楽を味わえるのであれば、相手が誰であれ、
女であれ、男であれ、どうでも良いと考え始めていた。
食事もとらず、底なしの微睡みの中に俺は落ちていった。
ゆっくり休んでくれ。食事は部屋まで運ぶから。」
全身の金属端子が取り外された。
俺を部屋に押し込み、唯一のドアが施錠される。
ふらふらとベッドまで歩み、倒れ込んで大の字になった。
目を瞑っても瞼に映像が浮かぶ。
俺のペニスは勃起したままだった。
どうなってるんだ俺の身体は。
まるで自分の身体ではないような、空中に浮かんでいるような感覚。
ただ、1カ所だけがズキズキと脈打っていた。
痛いほどに、はち切れそうなくらい膨張している。
ケツの奥がズキンとしたような気がした。
その瞬間、触れてもいないのにペニスから大量のザーメンがあふれ出た。
今まで味わったことがないような強烈な快感が俺を襲った。
下腹部を突き出すようにして、弓なりに身体が仰け反る。
延々とザーメンが迸り続けているように快感が繰り返し襲ってくる。
目が覚めた状態で夢精をしているようだった。
たっぷり5分は快感を味わったんじゃないだろうか。
あまりの快感に俺は肩で息をしながらベッドで放心していた。
どうなってるんだ俺の身体は。
こんな快感を味わったのは生まれて初めてだ。
飛び散ったザーメンが真っ黒に日焼けした俺の身体を白く染めている。
不安に駆られながらも、今の快感を味わいたくて仕方なかった。
明日の実験も同じなんだろうか。
こんなことを2週間も続けていたら俺は一体どうなっちまうんだろうか。
しかし、一度味わった強烈な快感を忘れる自信はなかった。
もう一度、試して欲しい。
考えてみれば堕落への一歩は既に始まっていたのだ。
快楽を味わえるのであれば、相手が誰であれ、
女であれ、男であれ、どうでも良いと考え始めていた。
食事もとらず、底なしの微睡みの中に俺は落ちていった。
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