溺れる魚−3
2003年11月25日翌日、指定の場所に赴いた。
昨日の男が同じ格好で待っていた。
彼に促されて黒いバンに乗り込む。
窓が完全にシールドされていて外の様子は伺えない。
さらに、ご丁寧なことに運転席と後部座席の間も仕切られており、
全く外が見えない。
俺は一抹の不安を感じずにはいられなかった。
かれこれ2時間も走っただろうか。
走っている様子から高速道路に乗り、山道をクネクネ登っているようだったが。
ドアが開かれ、降り立つと、そこは建物の地下駐車場のようだ。
男に案内され従う。
守衛室でカードを提示して建物内に入る。
エレベーター横のカード挿入口にセキュリティカードを挿入し、
キーで暗証番号を入力した。
エレベーターに乗り込み、5階に降り立つ。
ロの字型の構造みたいで、中庭に面した側は窓というか、一面がガラス張りだった。
中庭には芝生が敷き詰められており、他には何もない。
雲ひとつない晴天の空から燦々と日の光が降り注いでいる。
呆然と中庭を覗いていた俺を促し、男は廊下を進む。
エレベーターの反対側に位置する部屋の前まで来て、
男がドア横のセキュリティに右手の掌をかざす。
昨日の男が同じ格好で待っていた。
彼に促されて黒いバンに乗り込む。
窓が完全にシールドされていて外の様子は伺えない。
さらに、ご丁寧なことに運転席と後部座席の間も仕切られており、
全く外が見えない。
俺は一抹の不安を感じずにはいられなかった。
かれこれ2時間も走っただろうか。
走っている様子から高速道路に乗り、山道をクネクネ登っているようだったが。
ドアが開かれ、降り立つと、そこは建物の地下駐車場のようだ。
男に案内され従う。
守衛室でカードを提示して建物内に入る。
エレベーター横のカード挿入口にセキュリティカードを挿入し、
キーで暗証番号を入力した。
エレベーターに乗り込み、5階に降り立つ。
ロの字型の構造みたいで、中庭に面した側は窓というか、一面がガラス張りだった。
中庭には芝生が敷き詰められており、他には何もない。
雲ひとつない晴天の空から燦々と日の光が降り注いでいる。
呆然と中庭を覗いていた俺を促し、男は廊下を進む。
エレベーターの反対側に位置する部屋の前まで来て、
男がドア横のセキュリティに右手の掌をかざす。
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