やっぱ先輩じゃなきゃ−31
2003年11月12日今日の練習が終わった頃、巽先輩の携帯が鳴った。
先輩の様子からして佐田OBのようだった。
いつもの喜々とした様子はないが会う約束をしたようだ。
どうせ、今日の夜8時部室でってことだろう。
俺は、ついにやって来たチャンスに興奮を隠せないでいた。
ここしばらく、このチャンスを待っていた。
佐田OBとの対決の時だ。
先輩を必ず俺1人のものにしてみせる。
沸々と湧き起こる闘志に俺は武者震いしていた。
8時前に部室裏でスタンバイした。辺りは真っ暗だ。
しばらくして部室の鍵を開ける音がした。
やはり俺の読みに間違いはなかったようだ。
部室からの明かりが窓から零れている。
8時を少し回った頃、重い車のエンジン音が近づいてくる。BMWの音だ。
佐田OBのお出ましという訳だ。
部室の中に消えるのを待って、俺はいつものように窓の下で待機した。
先輩の様子からして佐田OBのようだった。
いつもの喜々とした様子はないが会う約束をしたようだ。
どうせ、今日の夜8時部室でってことだろう。
俺は、ついにやって来たチャンスに興奮を隠せないでいた。
ここしばらく、このチャンスを待っていた。
佐田OBとの対決の時だ。
先輩を必ず俺1人のものにしてみせる。
沸々と湧き起こる闘志に俺は武者震いしていた。
8時前に部室裏でスタンバイした。辺りは真っ暗だ。
しばらくして部室の鍵を開ける音がした。
やはり俺の読みに間違いはなかったようだ。
部室からの明かりが窓から零れている。
8時を少し回った頃、重い車のエンジン音が近づいてくる。BMWの音だ。
佐田OBのお出ましという訳だ。
部室の中に消えるのを待って、俺はいつものように窓の下で待機した。
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