今日の午後一はコンポジションだった。
あまり英語は得意じゃない。
授業はもう始まっているはずだ。
重い気分を引きずりながら俺は教室に向かっていた。
授業中の静かな廊下を1人の人影が近づいてくる。

「あっ。先輩。」
ここは般教の教室のはずなのに、先輩がいるなんて。。。
さては、落としたんだな。
巽先輩が俺を見つけて、ちょっと嫌な顔をした。
当然のことだと感じながらも、なんか悲しい。

「先輩もコンポジでしたっけ?」
 「いや。俺はドイツ語。」
そそくさと歩き去ろうとする先輩を捕まえた。

「そんな避けなくてもいいじゃないですか。」
俺は先輩のケツの割れ目に手を這わせた。
ジーンズのゴワゴワした布越しに、硬い筋肉が心地よい。
逃げようとする先輩を壁に追い込み、身体を密着させる。

 「誰かに見られたらどうするんだよ!」
「じゃ。見られないところに行きましょうよ。」
俺は、先輩の手を引っ張った。

 「何処へ行こうってんだ?」
この時間だと部室には誰かがいるはずだ。
とりあえず、トイレにでも行こうかな。
俺はトイレの個室に先輩を引きずり込んだ。

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