楽しみにしている時間はなかなかやってこない。
1分が長いのなんのって。
やっとこさ7時40分になったので、急いで部屋を出る。
ブラックジーンズに黒のフリースといった出で立ちは目立たない筈だ。
デジカメはポケットの中だし大丈夫。チャリに跨り部室へと急いだ。

大丈夫。まだ2人は来てない。
とりあえず、チャリを体育館の横に止めて、部室の裏に隠れた。
しばらくすると、部室の扉を開ける音がした。たぶん、巽先輩だろう。

10分ほどするとBMWが部室に横付けられる。
佐田OBのお出ましだ。
OBが部室に消えたのを確かめてから、俺は先日のぞき見した窓の下に陣取る。
2人の声が聞こえてきた。

「感心だ。素っ裸で四つん這い、ケツを突きだしてお出迎えとはな。」
 「うっす。あした。」
「今日はどうやって犯されたいんだ?マンコ野郎はよ。」
 「うっす。佐田さんの好きにお願いします。」
「良い心がけだ。さぁ。どうするかな。
 淫乱マンコ野郎にふさわしい犯り方でないとな。」

ごそごそと袋から何かを出しているような音がしている。
俺は覗きたいのを必死で我慢していた。
本番が始まり、セックスに熱中してる状態じゃないと覗くのは危険だ。

「おら。手首を後ろで交差させるんだ。」

ごそごそとした音が続く。

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