Missing Link−11

2003年7月1日
草むらからは暁の青い臭いがする。
亀頭に舌を絡め、チロチロと鈴口を刺激し、口をすぼめて喉の奥まで呑み込む。
モノの先からは止めどなく透明な先走りが溢れている。

 「あん。気持ちいい。」
暁は絨毯をかきむしり、全身に力を込める。全ての筋肉が緊張し、キンキンに張っている。
俺はモノを解き放ち、再び身体を合わせ、耳元で優しく囁いた。

「君の全てが欲しい。入れてもいいかい?」
暁はジッと俺を見つめ、僅かに頷いた。
俺は、もう一度唇を合わせ、暁の舌を吸った。
そして、身体をずらして、暁の両足を高く持ち上げると秘口に舌を這わせる。

 「あっあっ。ダメ。恥ずかしいよ。汚いよ。」
俺は構わず、舐め続ける。
 「あん。すごい気持ちいい。恥ずかしい。」
十分に湿り気を与えると、指を一本差し込む。
形の良い秘口は、抵抗を示すが、少しずつ指の先が埋もれる。
暁の中は暖かく、柔らかい。俺の指を締め付ける粘膜がドクドクと脈打っている。
そして指を押し戻そうとする。俺は指を抜き、そこに舌を差し入れた。

緊張していた暁の身体がほぐれて行く。
たっぷりと唾を送り、再度指を差し入れる。今度は、あまり抵抗せず指を導き入れた。
暁の柔らかい粘膜が俺の指を優しく包み込む。うごめくような粘膜が心地よい。

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