Buddy−4

2003年4月23日
 「えぇ〜。もう帰っちゃうのぉ?いつも真面目ねぇ。たまには夜更かししなさいよぉ。」
「また、来週ね。」
 「じゃね。」
リンダは笑っている。

俺達のキューピットはリンダなのだ。
初めてここで会って以来、毎週末“ダーリン”でデートを重ねてきた。幸せ一杯の日々。

部屋に到着するなり勝が抱きしめてくる。
「ダメだよ。お風呂入ってからね。」
俺は勝の抱擁を解いてリビングの灯りを点けた。
 「じゃ。一緒に入ろうか?」
「スケベ。」
 「へっへっへ。ええやないか。
 兄ちゃん、ええケツしてんなぁ。一発させろやぁ。」
「バカ。」

俺は、そんな勝を残して湯船に湯を張りに行く。
リビングに戻ると素っ裸の勝が待っていた。
 「早よ入ろ。」
ペニスをぷらぷらさせながら俺のTシャツを脱がしにかかる。まるで子供だ。
2人で湯船に浸かると湯が溢れてもったいないのだが、勝はそれが好きだ。
身体を沈めると滝のように湯が溢れた。

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