新入社員の憂鬱−22

2003年3月13日
 「君は自分の立場が分かってないのかね?
 もう少し利口なヤツだと思ったがな。」
屈辱にわなわなと震える両の拳を見て、課長が鼻で笑い飛ばす。

 「ふん。プライドが邪魔をするか?
 しかしな、そうでないと、こちらも面白くないのだよ。
 ふふん。
 私は二度同じことを繰り返すのは嫌いだと言ったはずだ。
 私はどちらでも構わないのだよ。
 君がそう決めたのなら意志を尊重しよう。」
こんなところで終わる訳にはいかない。
屈辱で、この男を呪い殺してやりたい気分だが、俺はベルトに手を掛けた。
下半身を露出する姿を眺めながら課長は満足気だ。

 「しかし、飼い犬が主人に逆らうとどうなるか教えておく必要があるな。」
課長は、俺のスラックスからベルトを引き抜くと一閃、太股を打った。
ベルトは俺の太股に巻き付き、真っ赤なミミズ腫れをつくった。
さらに振り上げては脹ら脛を、ケツを、太股を乱れ打つ。
俺は痛みに耐え、ただ唸るしかない。

 「可愛くないな。
 あくまで私に楯突こうと言うなら、
 詫びを入れるまで鞭をくれてやろう。
 そこの机に両手をつき、尻を突き出せ。」
左手で鎖を引き、右手でベルトを振り上げる。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索