「手遅れだ。痛い目に遭いたくなかったら服を脱げ。」
さらに迷っていると、突然目の前に火花が飛んだ。往復ビンタを食らったのだ。
ビシッ。バシッっと大きな音が響いた。

「これが最後だ。服を脱げ。」
押し殺した男の言葉に、俺は覚悟を決めて服を脱ぎ始める。
俺の逃げ場を塞ぐように男は立ち、俺が服を脱ぐのを眺めている。

「何をしている。素っ裸になれと言った。」
俺は最後に残ったパンツと靴下、靴を脱ぎ捨てた。

「おまえは知らんだろうが、ここの公園はハッテン場と言ってな、
 男が好きな男が、セックスの相手を探しにやってくる所だ。
 毎晩、こんな場所で、派手にセックスをするのさ。」
俺は周りに人がいるような気がして、首を巡らせた。

「こんなところで、素っ裸の男がいればどうなると思う?
 それも手足を縛られて、そこの木に吊されているんだ。
 ちょうど立った男のマラの高さにな。
 専門用語でケツ掘りブランコって言うのさ。
 あはははは。」
言い終えると男は俺に襲いかかり、あっという間に俺を縛り上げた。
そして、太い木の枝に吊してしまう。

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