怪しく光る瞳−11

2003年1月1日
三年の先輩が二人湯船につかっている。

 「おっす。失礼します。」
「お?どうした、暁。」
「あぁ。そこで会ったから背中流せって。」
「おお。いいねぇ。俺が一番ね。」
そう言いながら湯船につかっていた宮崎先輩が洗い場に移動する。

「おぃ、黒金たのむわ。」
 「おっす。」
俺は、タオルにたっぷり石鹸を塗って先輩の背中を擦る。

「やっぱ気持ちいいな。流してもらうと。」
 「あした。」
「次俺ね。」
杉本先輩も横でスタンバイ状態。

俺は体中から汗を吹き出させながらせっせと先輩の背中を流した。
「サンキュー黒金。」
そう言いながら先輩方が風呂からあがっていった。

湯船からあがりながら暁主将が、
「それじゃ。俺もたのむ。」
でかい逸物をぶらぶらさせながら、こちらに向かってくる。

俺は目のやり場に困りながら伏し目がちに、
 「おっす。お背中流させて頂きます。」
耳まで赤くなっているはずだ。
背中を必死に流しながら、下半身が徐々に反応し始め、
俺は慌てた。

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