真昼の情事−9

2002年12月3日
克也はそれを無視して両脚もロープで椅子に固定しようとする。
足をばたばたさせて俺は抵抗する。

 「いまさら抵抗しても遅いよ。
 今まで経験したことないくらい感じさせてやるから大人しくしな。」

俺はなおも克也を睨み付ける。
素知らぬふうで奴はうそぶく。

 「往生際が悪いんじゃないの。
 何もとって食おうってんじゃないんだからさ。
 気持ちよくさせてやるって云ってんだよ。
 透はさぁ。自分でも気づいてないかもしれないけどMっ気あるんだって。」
「知るかそんなこと。」
吐き捨てるように俺は云った。
モノはいつの間にか萎えている。

 「強がっていられるのも今の内さ。
 時間の問題でチンポから涙流しながら俺にこう云うに決まってる。
 頼むから俺のケツマンコに克也のデカマラ突っ込んでくれって。」

俺は答える代わりに奴をなおも睨み付けた。

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