霧の彼方−8
2002年11月1日今日は徹の誕生日だ。
僕は、何をプレゼントしようかと1ヶ月も前から考え続けていた。
ネクタイやライターなんてありふれてるし。
今までに何度かプレゼントしていた。
今年は二人で祝う5度目の徹の誕生日。
何か特別のものをあげたかった。
それを見ると僕のことをいつも思い出してくれるようなもの。
僕は愛車のCBX500に跨ると神戸に向かった。
バイクを止め、トアロードを北に上がる。
確か次の角を左に曲がったところにその店はある。
「こんにちは。この間キーボックスを注文したものですけど。」
「いらっしゃいませ。できてますよ。はい。」
「ほんとだ。すげぇ。ありがとうございます。」
「お気に召しましたか?」
「うん。とっても。」
それは、徹の愛車RX7のキーボックス。
黒革の表にRX7のシルエットが刻印されている。
そして、裏側には僕のCBX500が。
僕は、何をプレゼントしようかと1ヶ月も前から考え続けていた。
ネクタイやライターなんてありふれてるし。
今までに何度かプレゼントしていた。
今年は二人で祝う5度目の徹の誕生日。
何か特別のものをあげたかった。
それを見ると僕のことをいつも思い出してくれるようなもの。
僕は愛車のCBX500に跨ると神戸に向かった。
バイクを止め、トアロードを北に上がる。
確か次の角を左に曲がったところにその店はある。
「こんにちは。この間キーボックスを注文したものですけど。」
「いらっしゃいませ。できてますよ。はい。」
「ほんとだ。すげぇ。ありがとうございます。」
「お気に召しましたか?」
「うん。とっても。」
それは、徹の愛車RX7のキーボックス。
黒革の表にRX7のシルエットが刻印されている。
そして、裏側には僕のCBX500が。
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