続・青いうさぎ-8

2002年8月14日
いつの間にかソファーにもたれたまま眠っていたが、
玄関から流れてくるぶるっとする冷気に目を覚まされた。

「しまった部屋のロックをしなかった」

突然、玄関にたたずむ裸の男が二人。

一人は、身長が180cm前後だろうか。
年は20台後半。
鍛えられた体をし、綺麗に日焼けした男だ。
海パンの跡さえない。

髪は短髪で、いかにも野郎っぽい引き締まった顔をしている。
眼光がするどく、しかし、どこかやさしさを帯びた目をしている。

見事に盛り上がった大胸筋。
八つに分かれた腹筋とくびれた腰。

ケツから伸びたすらりと長い脚。
むだ肉のかけらも見あたらない見事としか言いようのない身体だ。
その上、体毛はほとんどなく、ただ股間の一カ所だけが黒々と茂っている。
そして、その草むらから、臍にとどかんばかりのでかい逸物が天を仰いでいる。

血管がビクビクと脈打つ逸物は、カリが張ったりっぱなモノだ。

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