続・青いうさぎ-3

2002年8月9日
迷うはずの無い、通いなれた大通りを
確かに家に向かっているはずなのに、
微妙になにかが違う。

それは両脇に立ち並ぶビルの大きさや形
そして色までも一つひとつが断片的で
記憶にあるそれらとわずかに違っている。

最初は降りしきる雪が視界を妨げて
そう思わせると信じていたのだが、
ある物を見て思わず足が立ちすくんでしまったのだ。

違和感が決定的になった。

交差点に有る道路標識が、
全く見たことの無い文字で書かれていたのだ。

明らかに漢字や欧文ではなく、
アラビア文字やハングルも
読めはしないが判別くらいはできる。

そのいずれのものでもなかった。
あえて言うなら古代エジプトの
象形文字ににてなくもないが、
もっとシンプルな形である種の
規則性をもっているように思えた。

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